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Yoshi@Cape Town

Author:Yoshi@Cape Town

南アフリカのオリーブ」 ブログへようこそ!

南アフリカのオリーブ」 店長です。南アフリカ共和国ケープタウン市在住。こちらでは「Yoshi」と呼ばれています。1964年生まれ。岐阜県出身。東京にも30年くらい住んでいました。

以前は機械設計のエンジニアをしていましたが、縁あって50歳にしてケープタウンに移住し、南アフリカ産のオリーブオイルを日本に紹介する仕事を始めました。

オリーブオイルに関連する知識を中心に書いています。

日本オリーブオイルソムリエ協会認定 オリーブオイルソムリエ 取得

皆さんからのご質問、コメント 楽しみにしています。

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オリーブの実の成長 2022年1月
オリーブの定点観測をするために農場に行ってきました。
前回は10月の終わりに行って花を見てきたので、今回は実がある程度大きくなるのを待って行ってきました。

前回訪問した時に、「今シーズンはいつになくたくさんの花が咲いた」とオーナーが言っていましたが、受粉もうまくいったみたいで、実もいつも以上にたくさんついていました。

たくさんの実がついた枝1 2022年1月 たくさんの実がついた枝2 2022年1月

実はどれも大きく成長していました。



オリーブの実の成長2 2020年12月

この写真は昨シーズン(2020年12月)の実の様子。
この時期は実が成長している段階で、いつもなら花梗(かこう)についている実の数が減っているのと、実も今回くらい大きくなっている頃でしたが、昨シーズンは実が成長しないまま終わってしまいました。

今シーズンはどの品種も順調な様子です。
実を見ただけで品種を判別できるほど熟知していませんが、品種によって実のつき方に特徴があります。

Mission 2022年1月

ミッションは細長い形と、長い花梗の先に実がついているものをよく見ます。

Nocellara 2022年1月

ノッチェラーラは丸い形をしていて大きめの実をつけます。

Favolosa 2022年1月 Leccino 2022年1月

小さな実をたくさんつけるファボロッサとレッチーノ。
ファボロッサは丸い形、レッチーノはラグビーボールのような形をしています。

実の大きさはまだ1.5~2cm程度の大きさで、これからオイルを貯め始めて果肉が膨らんでいきます。
ただ、今シーズンは開花が遅かったので、収穫もいつもより遅くなると言っていました。

次回は収穫時期に訪問して、収穫と搾油の様子を見てこようと思っています。



オリーブ農場に向かっている途中、ブドウを満載したコンテナをけん引したトラクタが道路を走っていました。
夏の中盤に差し掛かり、いつも行くステレンボッシュ地域でも、ワイン用のブドウの収穫が始まったようです。

色づいたブドウの実 2022年1月

オリーブ農場にも自家用のブドウが植えられていますが、こちらのブドウもだいぶ色づいていました。


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オリーブの成長 | 17:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
オリーブの開花 2021年10月
4月以来、久しぶりにオリーブ農場を訪問してきました。

今年の春は、雨の降る日が多かったです。
通り雨のような地面を少し濡らす程度のものですが、南から吹くケープドクターもあまり吹かず、雲も多くて気温が低めの春でした。

10月に入って農場に訪問しようと連絡したら、「まだ花が咲いてない」と言われて月末まで待ったり、訪問する日も、家を出る直前に「雨が降り出したから今日はやめた方がいい」って連絡が入って日にちをずらしたりと、冬の終わりの天気が続いた感じです。



訪問した日は雲の少ない晴天の暖かい日でした。

Stellenboschの山脈
オリーブ農場からステレンボッシュの山脈(ヨンカースフック)を望む



今回はオーナーから連絡をもらったこともあって、満開の時期に訪問することができました。

花がたくさん咲いている枝

目で見ると花と葉っぱをはっきり区別できるのですが、写真に撮るとどうしてもわかりづらくなってしまいますが、白いツブツブがみんな花です。

品種や個々の木によって、満開のところ、これから咲くところ、咲き終わって花弁が茶色くなったものなど、いろいろありました。

まだ蕾のもの
まだ蕾のもの

花が咲き始めたもの 1 花が咲き始めたもの 2
花が咲き始めたもの

花粉が飛んで葯が小さくなったもの
花粉が飛んで葯が小さくなったもの

花が咲き終わって花弁が茶色くなったもの 1 花が咲き終わって花弁が茶色くなったもの 2
花が咲き終わって花弁が茶色くなったもの

花が咲き終わって実が膨らみ始めたもの
花が咲き終わって実が膨らみ始めたもの


花がいっぱい咲いているので、オリーブの花の香りも感じられました。
青いミカンの皮のような、栗の花のような、、、 うまく表現できません。
木の近くにいないと感じられないくらいかすかな香りです。



今回見ていて気付いたのが、花梗(花がついている茎・柄)の長さ。

左の写真はいつも見ているブドウの房のように長い花梗のものですが、右のようにイチゴかラズベリーのような短い花梗のものを見つけました。

長い花梗 短い花梗

たぶんこの短い花梗はNocellaraという品種だと思いますが、植えられている本数が少ないのと、あまり注意して見てなかったので、今まで違いに気づきませんでした。



昨シーズン、南アフリカ全体では不作だったので、今度のシーズンは大丈夫かなと心配していました。
(スーパーのオリーブオイルの商品棚にも今年は南アフリカ産がほとんど並ばず、輸入品が多かったです)

オーナーと話をしたとき、「今回は今までにないくらいたくさん咲いてるよ」って嬉しそうに話していました。

9月からの気温に寒暖の波がなく低温が続いたことで、オリーブの木たちも花を咲かすスイッチが揃って一斉に咲いたようです。

受粉がうまくされて、今シーズンは大きくなる実がたくさん生ってほしいです。




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オリーブの成長 | 17:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
オリーブの実の成長 2021年4月
コロナで外出しにくくなったこともあり、オリーブ農場の定点観測も昨年から間隔が開いてしまっています...
 
 
 
そろそろ収穫してオイルを絞り始めている時期なので、農場に連絡を入れると、「今年は不作で、自家消費分だけにして販売は諦めた」と聞き、慌てて訪問してきました。
 
前回訪問したとき(クリスマス)には、花が咲いていたのも小さな実をついているのも見ていたので、信じられなかったですが、実際に見てみるとかなり厳しい状況でした。
 
  
 
今シーズンは春からはっきりしない天気が続いていて、農場全体でみると花をつけた木が少なかったのと、年が明けてから、咲いていた花が結実しないまま落ちてしまったり、実がついても成長しないでみんな落ちてしまったということです。
 
前回オーナーが、「花は咲いているけど、一斉ではなく、時期がずれながら、咲いている場所(木)がバラバラになって咲いている」と話していたのを思い出しました。
 
オリーブは風で花粉が運ばれて受粉するので、同じ時期に一斉に咲いて、風が花粉を運んでくれないと、うまく受粉ができません。(品種の違う花粉でないと結実しないということもありますが)
 
 
実のついていない木 1 実のついていない木 2
 
葉っぱは元気ですが、実が全然ついていません。
花を咲かせる前の季節を見ているような感じです。
 
結実しないで残った果梗 1 結実しないで残った果梗 2
 
本来なら、大きく育った実が1個か2個ついているはずの果梗。
実(花)が全部落ちて果梗だけが残っています。
 
実が大きく育っている枝 1 実が大きく育っている枝 2
 
中にはちゃんと実をついている木もありますが、いつもと比べて量も少ないです。
 
オーナーは天気はどうしようもできないから仕方がないと言ってましたが、この農場周辺も似たような状況らしいです。
 
 
 
今シーズンは嵐や大雨、干ばつなど、はっきりわかる天候不順の状況はないですが、オリーブ(植物)は微妙な気温変化を繊細に感じ取って生きているんだなということを改めて知りました。
  
農業はやっぱり難しいですね。
 
 
 

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オリーブの成長 | 17:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
オリーブの実の成長 2020年12月
今月もオリーブ農場の定点観測に行ってきました。

今年の春の天気があまり良くなかったので、オリーブの開花も遅くなり、実の成長も遅れているようでした。

中には例年通りの大きさまで成長しているものもありましたが、全体的に小さなものが多かったです。



オリーブの実の成長1 2020年12月 オリーブの実の成長2 2020年12月

写真にあるような、花が落ちて間もないくらいの状態で、花芽(花梗/果梗)にたくさんの実がついているものが多く見られました。
まだ枯れた花びらが落ちないで残っているものもありました。

オリーブの実の成長3 2020年12月 オリーブの実の成長4 2020年12月

こちらは大きく育っている実。
例年だと、この時期にはこれくらい(10~15mmくらい)の大きさに成長し、1つの花芽(花梗/果梗)に残っている実の数も減っています。
(1つの花芽に2,3個位が残り、あとは枯れて落ちます)


収穫の時期まで数ヶ月あるので、陽の光をいっぱい浴びて、大きな実に成長してもらいたいです。




今年はコロナウィルスが世界中に広がり、私たちの生活を大きく変えてしまいました。

3月からのロックダウンにより新規感染者は一旦は減りましたが、ここ最近、急激に増え始めました。

すでにクリスマス休暇が始まり、帰省など人の移動や接触機会が増えているので、年明けがとても心配です。

日本国内でも増えていますので、感染しないよう、自分の行動に十分に気を付けて、よい新年をお迎えください。

来年もよろしくお願いいたします。




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オリーブの成長 | 17:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
オリーブの開花 2020年11月
久しぶりに農場に定点観測に行ってきました。

3月に行って以来、コロナの影響でしばらく行くことができなかったので、今年は収穫と搾油作業を見ることができませんでした。
ロックダウンの規制も緩和されたので、花の咲き始めたタイミングを見て農場を訪問しました。

9月の気温が低かったため、今年は少し遅めの開花です。



オリーブの花 1 2020年11月 オリーブの花 2 2020年11

シーズンの半ばだったので、いろいろな状態の花を見ることができました。

以前にも書きましたが、オリーブの花は匂わないと言われますが、たくさん花が咲いているところにいると、かすかに青い柑橘系のような、ツンと鼻を刺激するような独特の匂いがします。



蕾 2020年11月

これから開こうとしている蕾。
花弁の境界(十字の線)がはっきりしています。

花弁が開き始めた花 2020年11月

花弁が開き始めたところです。
中心に黄色い雄しべの葯(やく:花粉の入っている袋)が見えます。

開いたばかりの花 2020年11月

花弁と雄しべの葯が開いたところです。
ほとんどの花は、花弁が4枚、雄しべが2つあります。
まだ花粉を飛ばす前なので、葯が鮮やかな黄色をしています。
中央に雌しべ(緑色の部分)も見えます。

花粉を放出した雄しべ 2020年11月

花粉が飛ぶと、雄しべの葯が次第に小さくなり、茶色に変わります。

受粉が終わり花弁が枯れた花 2020年11月

花粉が飛び受粉が終わると、花弁が枯れてきます。
花弁が落ちて雌しべだけになったものも見えます。
雌しべの先端(柱頭:花粉を受け取る部分)は、まだ黄色をしています。


オリーブの花びら 20181026

花弁は桜のように1枚1枚落ちるのではなく、全部の花弁と雄しべが一体となって落ちます。


子房が膨らんだ花芽 2020年11月

花弁が落ちて、実(子房)が成長し始めたもの。
柱頭は黒く小さくなっています。


もうしばらく花が咲き続けますが、これから数か月かけて実が成長していきます。

ケープタウンは陽が長くなったのと、乾燥した暑い日が多くなりました。




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オリーブの成長 | 17:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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